入居契約書の理解「重要事項説明書」
高齢者向け住宅に入居する候補が決まったら、大事な注意点があります。
「重要事項説明書」・「入居契約書」・「管理規定」は契約をする前に、後で後悔しない為に、事前に十分に内容を確認する必要があります。
重要事項説明書・入居契約書・管理規程を契約前によく読むべき!
【内容を十分に理解する】
主な管理項目内容があります!
◆入居時に事前によく確認しましょう?
- 入居時に必要な費用・月々の管理費
- ホームの規模や居室の間取り
- 経営者の理念や介護体制
- 職員・入居者の状況
- 医療機関との協力関係
- 身元引受人や連帯保証人等の権利と義務 等
◆パンフレットや重要事項説明書をとりよせ、必要な項目を確認をすべき!
有老協の消費者サイトでは、重要事項説明書の見方について解説しています。
◆重要事項説明書は、入居契約のうち確認しておくべき内容を整理!
ホームページ等には、設置者やホームの概要、各種サービスの内容や費用、職員体制や入居者の状況などの事項が記載されています。
【重要事項説明書で特にチェックすべき項目】
①設置者からの契約解除事由の内容。
設置者から契約解除される場合を確認してください。特に「入院期間が一定期間に及んだ場合」「常時、医療行為が必要な場合」等が掲げられている場合は、要注意です。②職員の離職状況、有資格者率の内容。
介護・看護職員が配置されている場合、離職者数が多い場合は要注意です。離職者が多い場合は、その理由をホーム側に確認してください。また職員の有資格率が高い場合、安定的なサービス提供が期待できます。③入居率の状況内容。
入居率は信頼のバロメーターです。ホームの経過年数が長い場合は、入居率の高いホームを選ぶのが好ましいです。④退去者の状況内容。
死亡以外の退去事由については、詳細を確認する事が重要です。特に、「施設側の申し出による生前解約」については、どのような理由で解約したのか状況を確認しましょう。◆重要事項説明書の様式は自治体によって異なることがあります!内容が代わっています
- 項目名はほぼ共通しているので、複数のホームとの比較検討ができます。内容は更新されますので、気になるホームがあれば最新のものを自治体や各ホームのホームページなどから入手し、ホーム選びの検討材料としてご利用ください。
- 契約締結時には、設置者がこの書面に沿って十分な説明を行ったうえで、説明者と説明を受けた方の署名を行うことが義務づけられています。
- (消費者サイト内の「検索」で「重要事項説明書の見方」と入力して下さい)契約する場合には、事前に入居契約書・管理規程の内容を読み込み、わからない点は施設ホームページに確認してください。
(出典:公益社団法人 全国有料老人ホーム協会)
1か所の見学だけで
すぐに入居を決めない!1人だけでは決めないこと?
家族や友人に見てもらうことも大切と思う!
◆見学時の第一印象が大切!
- 居室の採光や設備
- 間取りの使いやすさや騒音
- 清掃の状況
- スタッフが明るく接してくれるか
- 入居者に落ち着いた雰囲気があるか
- 施設長は意見や要望が言える雰囲気を持っている人物か 等
◆ホーム見学や体験入居でしか確認できない内容もある!
- パンフレットでは見えない部分(ホームや職員・入居者の雰囲気等)を、実際にご確認ください。
- これからお住まいになることをイメージし、入居される方が満足できるところか、特に、職員や他のご入居者など人の部分については、入居される方の性格に合うかどうかなども含め楽しみながら、確認しましょう。
- ホームはご入居者のご自宅です。見学や体験入居を行う際は、 自宅を訪問していることを意識しながら、ご配慮いただけますようお願いいたします。
時間に余裕をもって探すことが本当に重要です!
◆高齢者向け住まいは?
- 種類が多く、制度も複雑です。よく理解したうえで、ご自身に合った住まいを選ぶためには、時間もかかります。
- ご家族や近所の方に介護が必要になった時に協力を求めるのは難しいとわかった段階で、なるべく早めに情報収集を始めましょう。
(公益社団法人 全国有料老人ホーム協会)
入居時のチェックポイント表を紹介します「下記のチェックポイントを参考に活用してください!」
情報を集めて検討する資料は?
契約を結び際の内容は?
高齢者の住まいホーム選びのチェックリストは?
(出典:公益社団法人 全国有料老人ホーム協会)
すこしは、参考になりましたでしょうか?
人生の後半が本当に、自分らしく暮らす為、住まい方は重要になります。後悔しないような準備をできる限りしたいものです。
相談受付先
ありがとうございます
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。