【高齢者】加齢により認知症になる可能性が高くなる!【1/2】

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認知症知識をつける?

 今回は、「認知症」ついてご説明させていただきます。

寿命がのびてきて、
高年齢者が増加すると、今まであまり廻りでは、体験することがなかった人にも、「認知症」の方との接点を持つことになり、また、将来的に自身も認知症になる可能性も高くなっています。事前に認知症の知識を持つことが、超高齢化社会では重要です。

まず、認知症の症状を知ろう!

認知症を調べると?

◆認知症は誰でもなる可能があります。
 誰でもなる可能性があることを自覚してください。特に寿命が伸びるほど、認知症の症状は出やすくなります。また、認知症は恐れるものではなく、上手く付き合うもので、家族と廻りの方々の理解も必要な症状です。

◆85歳を超えると、誰でも、軽い認知症症状はでると思う。(下記の資料より)
 90歳を超えると一般的には認知症は身近な状態になります。認知症状態が、当たり前の社会になりつつあります。

 超高齢化社会では、認知症と上手に付き合うことが大切と思います。今後、いろいろ研究会で研究をすることがあると思います。

認知症の人の将来推計と推計要介護者は増加!

◆認知症になる方も高齢者の4人に1人の率で増加している!
 団塊世代が75歳以上になる2025年頃より、急激に増加していき2060年頃まで高い推計を維持していきます。

 団塊の世代が85歳になる2040年頃には、認知症なると推定され、この時代は団塊ジュニア世代が後期高齢者になっています。この時期から、高齢者の人口はピークを維持します。これは、考えると怖い時代になります。

 

(出典:厚労省)

認知症の具体的な症状は?

認知症とはどんな症状なのか知っていますか?

◆一般的な症状ですが?
 後天的な脳の障害によって、一度正常に発達した認知機能が持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障を来すようになった状態になる症状です。

◆認知機能が大きく衰えるます!
 記憶、思考、見当識(場所や時間、人の見当をつける機能)、理解、計算、学習、言語、判断力等、日々の生活を自立して営むために重要な機能に現れるようになります。

◆認知機能の特徴ですが?
 外見からは見えにくく、正常に働いている場合はあまり意識せずにすごしていますが、低下が始まると当たり前に暮らしてきた日々の生活を1つ1つこなすことや人との関係想像以上に深刻な問題をもたらしていきます。

◆主な認知症の症状は下記内容となる!

 認知症の症状での中核症状と周辺症状を図で表すと?

(出典:厚生労働省)

特徴の具体的な内容ですが?

◆認知症の原因となる病気の特徴ですが?
認知症の症状を進める、脳神経が変性するのが主な病気です。

◆アルツハイマー型認知症の説明をですが?
 記憶障害や生活を実行する機能等の低下が徐々に進行する病気です。

◆レビー小体型認知症の説明ですが?
 初期は記憶障害が目立たない、幻視、睡眠の乱れ、状態の変動、小刻み歩行、手足のこわばり、転倒、薬の副作用が生じやすい病気です。

◆前頭側頭型認知症(ピック病など)ですが?
 初期は記憶障害が目立たない。社会的な常識に適応しない言動や同じ行動を繰り返すことがある病気です認知症の症状を進める、脳血管の障害での症状があります。

◆血管性認知症ですが?
 脳梗塞や脳出血、動脈硬化により、段階的に症状が進行する。障害された脳の部位により片麻痺、構音障害、嚥下障害(えんげしょうがい)、歩行障害などの病気です。

◆その他にもある?
 正常圧水頭症、脳腫瘍、硬膜下血腫、アルコール中毒等があります。

◆まとめた主な認知症の種類と比率!

(出典:厚労省)

注意すべき症状がある!

こんな症状がでたらお医者さんへ?

◆診療が必要です!
 物忘れが目立つと認知症とみなしたり、認知症を一括りに考えてしまいがちですが、医師に診てもらって、診断結果で判断するのが大切です。

 本人が症状を伝えるのは難しいので、家族や周囲の人が生活の中での継続的な生活内容を詳しく伝え、診断に役立ててもらうことが本当に大切と思います。

現れやすい症状ですが?

◆中核症状と言う一群の症状が現れます!
 いきなり現れるわけではなく、長い時間の経過に中で徐々に症状の頻度が多くなる程度が重度化していきます。それに伴い次第日常生活の中で分からないこと、出来ないこと、が増えていき、自立した生活が出来なくなります。

◆主な中核症状の特徴が現れます!
 記憶がすっぽり抜ける。昔の記憶、なじみのことは脳の中に豊富にあるが、うまく思い出せない。情報を処理することが難しくなっていきます。

具体的に現れる特徴ですが?

◆症状の特徴を紹介します!

  1. スピードが落ちる。
  2. 一度に処理できる情報量が減る。
  3. 複数のことを同時に処理できなくなる。
  4. 判断したり、手順を追って実行することが困難になる。
  5. 言葉が出にくい、伝えたいことがあっても言葉が詰まる。
  6. 場所、時間、人の見当がつかなくなる。
  7. 自分自身がわからなくなる(自己の存在がつかめなくなる)
    等の症状が現れます。

認知症の症状をまとめると?

◆脳は私たちのあらゆる活動をコントロールしている司令塔です!
 指令がうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。

 認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞がしんでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ 6 ヶ月以上継続)です。認知症の症状として、「中核症状」と「行動・心理症状」があります。なお、「行動・心理症状」には周囲から見ると「 妄想 」等も 、本人なりの背景や理由があります。

主な行動・心理症状

(出典:厚労省)

※上記のような、症状が見られる時は、早めに認知症専門病院へ相談してください!

認知症学会にホームページには、
地区別の専門病院が紹介

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※日本認知症学会を紹介

高齢になると、認知症になる可能性が高くなる
「地域対応策」【2-2】

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※認知症になる可能性「地域対策」を紹介【Ⅱ】

ありがとうございます


 

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ABOUTこの記事をかいた人

パナソニックでの介護事業「創業時より22年以上の経験」と自身の「介護体験」をいかして、第二人生は、広くシニア世代や高齢者の方に、できる限り自分らしく暮らしていただく為に、「介護保険・介護体験」、「介護施設・在宅介護時の準備」方法等の情報交流をすることで、超高齢化社会の課題解決に貢献したいと思っています。ありがとうございます。感謝