【高齢者】不慮事故で危険な転倒事故の実例と対処方法【2/3】

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高齢者の転倒事故は?

対処方法の連絡先は?

 今回は、「#高齢者の不慮の事故」についてご説明させていただきます。
「転倒」の危険性と「転倒予防」を参考実例を紹介しながら、今後の「対応策」についても紹介したいと思います。

転倒例から転倒の危険性を考えてみると?

主な事故の事例を紹介!

【事例1/浴室で滑った】

■自宅にて、入浴中に足を滑らせて転倒した。バスタブで左脇腹を打撲し、痛みが強いために受診。
(平成31 年3月、70 歳代女性、即日治療完了、軽症)

【事例2/段差が見えにくくて】

■手すりにつかまって階段を下りて浴槽に入ろうとした際、2段目に足が届かず転倒し浴槽で溺れた。病院で受診すると左足の小指を骨折していた。「踏面にはテープを貼っている」と言うが見えない。
(事故情報データバンク3、平成25 年12 月、60 歳代女性、治療1か月以上)

【事例3/ベッドからの移動時に】

■夜間、自宅のベッドからポータブルトイレに移動の際に誤って転倒した。足の痛みで動けなくなり、朝になっても改善しないため救急外来を受診。診察の結果、大腿骨だいたいこつ骨折で入院。
(平成31 年2月、80 歳代女性、要入院、中等症)

【事例4/玄関で踏み台に登っていて】

■玄関先で35cm 程度の高さの踏み台に乗り、のれんを掛ける作業をしていたところ、踏み台がひっくり返り転倒し受傷。頭部を打撲し、約3cm 長、深さ5mm 程度の傷を負った。傷を洗浄後、6針縫合した。
(平成30 年7月、70 歳代女性、即日治療完了、軽症)

【事例5/階段でぐらついて】

■階段を降りている際に左足首をひねり、そのまま2、3段降りたところ、バランスを崩して左側の手すりに頭部を打撲。出血が多く、救急搬送された。
(平成30 年8月、70 歳代女性、要通院、軽症)

【事例6/廊下で引っ掛かる】

■自宅内の廊下からガレージに、20cm ほどの段差を降りようとした際に間のサッシで引っ掛かり、転倒して左手をつき左手首を骨折。X線検査後、入院して手術を行った。
(平成31 年4月、70 歳代女性、要入院、中等症)

【事例7/駐車場でつまずく】

■駐車場の車止めにつまずいて、転倒した。左後頭部の皮下出血と、右手首の骨折。
(令和元年8月、70 歳代女性、要入院、中等症)

(出典:消費者庁)

転倒事故が発生した場合の対処法を紹介!
(緊急連絡先)

対処内容が重要!

◆具体的な行動を紹介!

  1. 呼び掛けても反応がない、呼吸をしていない等、明らかに異常がある場合にはすぐに119 番に電話して救急車を呼びましょう。
  2. 意識があり、呼吸も脈拍も異常がない場合でも、下記のような専門機関に相談するなど、緊急度に応じた対応を行いましょう。
  3. 転倒事故の直後に異常がなくても、経過を観察し、いつもと様子が異なる場合には、医師の診を受けましょう。

◆電話相談窓口として「救急安心センター事業(♯7119)」等がある!

  1. 「救急車を呼んだ方がいいのか」、「今すぐ病院に行った方がいいのか」等、救急医療を受診するか迷った際に、短縮ダイヤル「♯7119」で救急電話相談を利用できる地域があります。
  2. また、♯7119 以外の電話番号やネットガイド等で類似のサービスを実施している地方公共団体もあります。

全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」もある

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※全国版緊急受診アプリ(愛称Q助)を紹介

Web 版・スマートフォン版アプリ「Q助」は、画面上に表示される選択肢から?

 該当する症状を選択していくことで、緊急度に応じた対応が表示される仕組みとなっています。スマートフォン版では、そのまま119 番通報ができるほか、自分で医療機関を受診する場合には、医療機関や受診手段(タクシー等)の検索を行うこともできます。

次回は、【高齢者】の不慮事故で最悪な転倒事故の
「緊急連絡先」
【3-3】

転倒予防と緊急連絡先

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※不慮事故の「予防資料」と「緊急連絡先」

ありがとうございます


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パナソニックでの介護事業「創業時より22年以上の経験」と自身の「介護体験」をいかして、第二人生は、広くシニア世代や高齢者の方に、できる限り自分らしく暮らしていただく為に、「介護保険・介護体験」、「介護施設・在宅介護時の準備」方法等の情報交流をすることで、超高齢化社会の課題解決に貢献したいと思っています。ありがとうございます。感謝