【介護体験】病院内での移動で転倒骨折⑥

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病院内転倒で、入院が長期化した!

 入院から手術、そしてリハビリまでの経過を詳しく紹介したいと思います。

入院から転院まで

  1. 整形外科病院への入院: 最初の症状や診断内容。
  2. 高熱の発生: 高熱が出た原因やその時の体調。
  3. 内科病院への転院: 転院の理由と内科病院での治療内容。
  4. 回復と再入院: 内科病院での治療後の回復状況と再度整形外科病院への入院。

手術前の転倒と手術内容の変更

  1. 手術前の転倒: 転倒の状況や原因。
  2. 手術内容の変更: 初期の手術計画と変更後の手術内容。

手術後の経過とリハビリ

  1. 手術後の経過: 手術後の体調や回復状況。
  2. リハビリ: リハビリの内容や進行状況、現在の状態。

感染症からの回復後、
整形外科病院へ再転院(整形外科)その結果は?

入院中に病院の廊下で転倒、本人もビックリ?

◆内科病院の入院から約1ケ月で整形外科病院へ転院する!
熱が下がって、体力も回復したので、元々の膝の手術の為、再度整形外科へ転院したので、私の自宅に戻りました。
これで、振り出しなった。やや家族は疲れ、遠距離介護の厳しさ、難しさを知りました。

◆2日後に病院から緊急電話があった!
母は、入院先で夜中トイレに向かう途中に病院の廊下で転倒をしてしまい、「病院より電話あり、早々に数時間掛けて病院へ」移動し、私も、転院後で、安心して自宅に戻っていたので、電話で精神的に不安定になりました。

 1)「大腿骨圧迫骨折」をしている。先生より説明ありました。
『骨が砕けてしまい、金具での補強手術を早々にする必要があるとのこと、年齢を重ねると、骨が弱くなり、今回のようなことがよくある』との説明でした。

 話し合いで、手配が出来次第手術をすることに決まりました。
元々は膝関節症の手術でしたが、大腿骨の手術に変わりました。
なんで、病院で、転倒するのか?やや、「不満な気持ち」になる自身を反省しました。
病院も一生懸命にケアをしているのですから…

 ※虚弱化している高齢者のケアは専門家でも難しことがあるのです。

◆元々の入院要因が大きく変わった!
膝の手術予定が大腿骨手術に変わった。骨折なので、当然トイレは一人では難しい、ベットで寝たままである。
再度ポータブルトイレから始まると思うと、何とも言えない気持ちでした。人生は、いろいろあります。

◆早々に仕事の調整できて、病院へ行けたことは、幸いでした!
急いで病院へ行けたので、先生と相談ができ早々に大腿骨の手術が決められ、手術内容の話があり、書類上の手続きが早々にでき、早めの対応ができたことは正解と思います。

 また、リハビリの先生より、手術後のリハビリ時使用する補助用具購入の相談があり、用具をいったん購入するが全額補助金として帰ってくる件の説明がありました。ありがたい支援でした。

【用語説明】

1)大腿骨部骨折:太ももの骨(大腿骨)の付け根に近い部分の骨折で、多くは2)骨粗鬆症(こっそしょうしょう)により骨がもろくなった状態で転倒などで起こりやすい。

2)骨粗鬆症:長年の生活習慣などにより骨の量が減ってスカスカになり、骨折をおこしやすくなっている状態、もしくは骨折をおこしてしまった状態のことをいいます。閉経後の女性が一般てきに多い病気です。

 長い入院生活が始まり、遠距離介護が始まりました!

◆手術後の母の状況ですが?
歩行が困難なので、数日後に手術、その後は入院とリハビリを2ケ月実施(入院はリハビリもあり、2ケ月に及んだ)入院後1ケ月目頃には、大変元気になっていました。

◆遠距離家族は、長期の入院生活は大変です!
私は、年休取得と毎週土日で病院へ通いました。
当初は洗濯物をしていましたが、母は、体調が回復してくると病院で、自分で洗濯をするようになりました、元気になって、なによりでした。

 この頃には、前回の内科入院も加えると3ケ月の長期入院生活になっていました。本人も家族も負担が大きなものです。

【私の一言】

2018年からの介護体験

※どうにか、私は、年休取得で対応できましたが、仕事では、現場との業務上の意思疎通が難しくなっていくように感じました。

 自然に出張と会議参加は少なくなりますし、パソコンでのメール等のやり取りが主になりました。
また、テレビ会議等で対応しましたが、やはり、人と人との会っての直接対話で業務に比べると、何かが足りないと感じていました。

 その当時は、コロナ環境下ではありませんでした。いろいろな課題を感じるようになりました。

◆その後の母の状態ですが?(母には食事制限はない!)
元気になると、いろいろ食べたいものの希望が出て来て、病院食があるのに、お菓子等を買って渡すようになりました。
母の体重は以前より10キロも減っていました。

 また、季節もかわり、暖かくなってきたので、衣替え等、実家でいろいろ服を探して、病院へ持参したりしました。
母の暮らしを知らないので、服等を探すのも、苦労の連続で、日頃の対話での情報交換の大切なことが分かりました。

◆3ケ月も家を空けたら(いろいろと問題がでてきた!)
隣人方しか状況を説明していなかったので、近所の友人が心配しているので、状況の説明を親しい母の友人に説明して廻りました。

 地域との関係が強い田舎ですので、元気に歩きま回っていた母の、突然の入院なので、心配して頂ける方が多く、ありがたいことでした。
また、後日、できる範囲で説明をして回りました。

◆「うれしいこと」もありました。
 この頃には、お見舞いも受けれるようになっていましたので、お見舞いの方が来られるようになり、友人との親睦もでき、安心ができるようになりました。

◆長期入院になるとリハビリが重要になります!
在宅復帰の為のリハビリが本格的に始まり、一人で服を着る、靴を履く、食事を作る、入浴をする、掃除をする等日常生活全般の訓練がありました。

 残念ながら、生活スタイルは、母は、ベットは嫌がっていましたが、骨折なので寝る所は敷布団関係からベットに変わらねばなりませんでした。

トイレは現在も洋式で問題がありませんでした。残り1ケ月で退院の予定で安心していましたが、この後のいろいろな課題が出てきました。

入院も3ケ月目になると、本人、家族ともストレスがたかまり、家族の体力も気力もおちてきます。また、母が、費用も負担を心配するようになりました。

転倒しないように、日頃から高齢者方は、自己管理が大切ですし、家族の方も注意してあげることが必要だと思います。

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少しは参考になりましたでしょうか?


 

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ABOUTこの記事をかいた人

パナソニックにて24年以上の介護事業経験を有し、個人の介護体験を活かして、シニア世代及び高齢者が自分らしい生活を送れるよう情報を提供します。介護保険や介護施設、在宅介護の準備に関する情報提供を通じて、超高齢社会の課題に取り組むことを目指しています。