【介護体験】シニア世代の息子による母の入院準備!⑤

【スポンサーリンク】

息子がする母の入院準備内容は?

 入院時の準備にはいくつかの重要なポイントがあります。以下に注意すべき点をまとめました。

 必須アイテム

  1. 健康保険証: これがないと医療費が全額負担になる可能性があります。
  2. 服用中の薬とお薬手帳: 現在服用している薬を持参し、お薬手帳も忘れずに。
  3. 筆記具と印鑑: 書類の記入や押印が必要な場合があります。
  4. お金: 自販機やコインランドリーで使う小銭を用意しておくと便利です。

 日用品

  1.  着替えとタオル: 数日分の着替えとタオルを用意しましょう。
  2. 洗面用具: 歯ブラシ、歯磨き粉、コップなど。
  3.  スリッパ: 病院内での移動に便利です。

便利グッズ

  1. ストロー付きコップ: 横になったままでも飲み物を飲みやすいです。
  2.  ビニール袋: ゴミ袋や使用済み衣類の収納に便利です。
  3. 時計: 病室に時計がない場合もあるので、持参すると良いでしょう。

その他

  1.  暇つぶしアイテム: 本やラジオ、携帯ゲーム機など。
  2. ウェットティッシュ: 手を拭くときや、サッパリしたいときに便利です。
  3. 耳栓: 同室の人のいびきや物音で眠れない場合に役立ちます.

これらのアイテムを準備しておくことで、入院生活を少しでも快適に過ごすことができるでしょう。

母の入院生活は転院もあり、遠距離なのでやや苦労しました!

1ケ月の入院(内科病院)生活状況ですが?

熱が高い時の母は、整形外科から内科病院へ救急車で移動、転院したこと等はまったく覚えていませんでしたが、抗生物質と栄養剤の点滴により2日から3日程度で熱も下がり、4日目には、トイレも1)ポータブルトイレでできるようになりました。

【用語説明】

1)ポータブルトイレ:トイレまで移動しなくても部屋でそのまま排泄できる。持ち運び可能なトイレのことです。介護保険の特定福祉用具に指定されています。申請で1割負担で購入できます。(定価で3万から10万程度です)

◆ありがたいことに、2週間程度で症状が改善しました!
1人でトイレも可能まで回復しました。病院食は残さず食べているようで、目に見えて回復しているのが分かりました。実際、1週間程度は個室で、その後は4人室でした。家族は安心しました。

 話す内容ですが、2週間経ったころから以前とは全く違い改善しまし、食事をよく取るようになり、体調は大きく改善してきていました。

母が事前に自分で入院準備した物で不足なもの等は、家族で病院へ持参又は無い物は購入しました。この頃には、欲しい物を依頼ができるまで回復していました。驚きの回復です。病院の先生も回復力に驚くばかりでした、

◆その当時、私は、働いていましたので、今回の母の入院は1週間の年休で対応!
(多くの年休が残ってました)
労働者権利の1)介護休暇の申請はしませんでした。母の容態が改善してからは、毎週土日に大阪の自宅と病院を往復することになり、毎回片道4時間程度の移動生活が始まりました。

 移動時間は、リラックスする為に、読書なり、駅弁等で気分転換をすることにして、結構、新幹線はゆっくりさせてもらいました。やらねばならないことは、楽しくやる主義が良いと思います。

【用語説明】

1)介護休暇:法律で規定されています。病気や怪我や高齢者などの理由で、家族に介護が必要になった際に1年度で5日取得できる休暇です。
更に介護休業も活用できます。対象家族1人に対して、93日まで(3回まで分割取得が可能)です。

◆恥ずかしく思いながら、息子が、母の生活必需品を買いました?
入院1週間頃には、元々短期間の(1週間程度)入院準備しかしていなかったので、下着も含めて、着換えが不足してきました。

 病院で本人に確認して、本人の希望サイズ、内容等を確認し、下着と洋服、オムツ(衛生用品)関連等を息子として初めて購入しました。いろいろな発見もありましたね?

母の衣類を買うのは始めてで恥ずかしくもありましたが、また、入院が長期になっているので、入院に必要な不足備品を購入しました。

いかに、母の嗜好品を知らないことが、よく分かりました。日頃の興味が必要ですね。

◆母の入院生活を支援も経験不足で苦労しました!
毎日下着等も含めて洗濯し、持参もしました。この年齢でもやはり男性が洗濯物を持参したり、女性用の下着購入したりするのは、やや抵抗がありました。

 お店では、必要商品が分からないので、何度も店員さんに聞きました。男性では、女性のことはわからないことが多いのです。

◆この間に、介護保険の申請をしました!
私は、地域包括支援センターとの連携で、介護保険申請、退院後のことがあるので、入院中での認定調査を依頼したり、実家の掃除(掃除の件は次回の記事で詳しく述べます)をしたりと休日は忙しく動き廻りました。

◆この時点では順調に回復していました!
母の回復が早く、死にかけたとは思えないほど、言葉も行動も良くなっており、母も、私も、自宅で元の生活に戻れると思っていました。日本の医療は素晴らしいと感じましたね。

 過去にも入院するこてがありましたが、特に、問題なく順調に回復していたので、今回も退院後は、もとの生活に戻れると思っていましたし、死にかけた母とも思えない回復で、驚きの毎日でした。

次回は、遠距離家族入院と遠距離介護の体験を紹介
病院で「転倒骨折」【2-2】

★★★ここをクリック★★★
※遠距離家族入院介護の体験を紹介します
…「転倒骨折編」…【Ⅱ】

【スポンサーリンク】

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

パナソニックにて24年以上の介護事業経験を有し、個人の介護体験を活かして、シニア世代及び高齢者が自分らしい生活を送れるよう情報を提供します。介護保険や介護施設、在宅介護の準備に関する情報提供を通じて、超高齢社会の課題に取り組むことを目指しています。