【介護体験】入院前に症状が急変し「転院」した!④

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母の病状は突然悪化で「転院」
家族は「アタフタ」?

 高齢者の方は体調が急変しやすく、家族としては常に見守りが必要ですね。特に、入院中の急な症状の変化は心配の種です。

 このような状況に備えるためには、以下の点に注意すると良いかもしれません

  1.  定期的なコミュニケーション:医療スタッフと定期的に連絡を取り合い、最新の状況を把握することが重要です。
  2.  健康状態の記録:お母様の健康状態や症状の変化を記録しておくことで、急な変化に対応しやすくなります。
  3.  緊急連絡先の確認:緊急時にすぐに連絡が取れるよう、病院や医師の連絡先を確認しておきましょう。
  4.  サポートネットワークの構築:家族や友人と協力し、見守り体制を整えることも大切です。

高齢者は加齢に伴い虚弱化していきます。

「症状が急変」することがありますので、家族は、見守りを十分にする必要があります。

 私の場合は、母が、最初の入院先から「症状悪化」により、突然に別の病院へ転院させられしました。入院先からの電話で「ビックリ!」した経験があります。『高齢者の方は病状が突然悪化することが多いのです』

感染対応ができる内科病院へ転院!

内科病院へ転院した後、再度いろいろ検査を受けた!

◆直ぐに検査があり、同時に熱を下げる点滴等が実施
レントゲンでは肺に異常が発見されました。より詳しい検査を今後はしていく必要があり、今回、肺の状況か ら結核の疑いもあるので個室へ移動を言い渡されました。

 検査で結果次第では専門病院(感染症病院)への転院になるとの説明がありました。

この異常な事態に私は、またも混乱しました。朝から手術の為、病院へ行ってから、もう夕方になっていました。

◆家族には状況を説明して、協力を依頼した!
妻と娘が来てくれて、気持ちが少し落ち着きました。この様な場合、1人ではなかなか対応ができない状況があるのです。

 精神的にも肉体的にも家族に助けられました。家族の「ありがたみ」を知りました。

◆母は、点滴で熱が下がり始め、安心した!
栄養剤投与もあり、3日目には体力が徐々に回復してきました。母も段々と動けるようになりました。妻と二人で交代で病院へ行き見守りました。

  検査結果がでるまでは、個室対応です。数日後の検査結果で1)結核では無いと判定がでて、大変安心しました。「ありがたい」ことでした。

本当に安心しました。「一時はどうなるのか?」結核病棟は市内にはなく、遠距離移動となるので、助かりました。母は、1週間で個室から4人室へ移動ができました。本当に救われました。

【用語説明】

1)結核:ヒト型結核菌によって引き起こされる感染症で、伝染性が高く空気感染します。結核は最も高い頻度で肺に発症しますが、リンパ節、骨、脳、臓器や眼なで他のあらゆる部位でも発症する可能性があります。隔離専門病院へ入院する必要があります。

家族介護で会社の休みをどのようにとるべきか?

介護での休み方がある!

◆今回は私は、1週間の年休取得で対応した!
介護休暇申請でするか、年休申請でするか、考えましたが、2月なので、4月には年休が戻るタイミングなので、今回は年休習得で対応させてもらいました。

 仲間に恵まれて、仕事の段取りができ、会社の理解もあったことは、有り難いことでした。

日頃より、会社(上司)には、毎年の人事面談時には、遠距離に母が住んでいて単身暮らしであること、年齢も80歳を過ぎている件等は説明していました。

※介護関連会社ですので高齢者対応への理解度が高く、社員への配慮もよかったと思います。会社には感謝しています。

今回の私の教訓ですが、皆さんもぜひ参考に?

◆シニア年齢になると、恥ずかしいがらず。素直に家庭の状況を説明!
事前に地域と会社への情報の共有化が必要と思います。これからは、誰もが、何時でも、介護を経験する可能性があります。「他人事ではない」と思います。

 介護に備えて、介護保険の勉強、高齢な両親の身体状況把握、何かの時のサポート体制の準備が必要と思いました。今回、事前の準備がいかに大切なのか、十分に分かりました。

次回記事は介護体験の「入院編」を紹介

入院時の問題と解決等を体験から記載しましたので参考にしてください

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※私の介護体験・母の入院経験を紹介

ありがとうございます


 

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パナソニックにて24年以上の介護事業経験を有し、個人の介護体験を活かして、シニア世代及び高齢者が自分らしい生活を送れるよう情報を提供します。介護保険や介護施設、在宅介護の準備に関する情報提供を通じて、超高齢社会の課題に取り組むことを目指しています。