高齢者施設のサービス内容の確認は大切です!
高齢者施設のサービス内容の確認は非常に重要です。施設によって提供されるサービスや設備は異なり、それに伴う費用も変わってきます。以下に、確認すべき主なポイントをまとめました。
居室・共用部分の設備
- 居室の広さと設備: 居室の広さや設備(ベッド、トイレ、シャワーなど)を確認しましょう。
- 共用部分の設備: 食堂、リビングルーム、浴室、リハビリ施設などの共用部分の設備も重要です。
提供されるサービス
- 生活支援サービス: 食事の提供、掃除、洗濯などの日常生活をサポートするサービス。
- 介護サービス: 入浴介助、排泄介助、食事介助などの身体介護サービス。
- 医療サービス: 定期的な健康チェックや緊急時の対応。
費用
- 基本料金: 居室の使用料や基本的なサービス料。
- 追加料金: オプションのサービスや特別なケアが必要な場合の追加料金。
その他のポイント
- スタッフの資格と経験: スタッフの資格や経験を確認し、信頼できるかどうかを判断しましょう。
- 施設の雰囲気: 実際に施設を訪れて、雰囲気や他の入居者の様子を確認することも大切です。
事前にしっかりと確認し、ご自身やご家族のニーズに合った施設を選ぶことで、安心して快適な生活を送ることができます。
高齢者の住まいの選び方は?
高齢者向け住まいの設備・サービスとその費用に関しては!
Ⅰ:居室・共用部分はどのようなものかイメージは?
「出典:社団)有料老人ホーム協会・財団)サービス付き高齢者向け住宅協会」
必要な費用(家賃)等の内容ですが?
- 家賃:居室と共用部分を利用するためには必要な対価です。
- 共益費:共用部の維持・管理に必要な対価です。
- 水道光熱費:水道利用料、照明等の電気利用料です。
※居室の水道光熱費は、個別に水道事業者・電気事業者に支払う施設もあります。
別途、入居時点で「敷金」の支払いを求められることがある!
家賃の滞納や不注意等による損耗に備えて預ける保証金で、一般的な賃貸住宅における敷金と同じものです。
Ⅱ:各サービス内容を紹介
「出典:社団)有料老人ホーム協会・財団)サービス付き高齢者向け住宅協会」
必要な費用(食事)等の内容は?
- 食費:食事の提供を受けるためには必要な対価(材料費、調理費等)です。
- サービス利用料:家事援助、健康管理、生活支援、介護などのサービスを受けるために必要な対価です。
契約書等に記載されている内容は?
「管理費」という名称で、「サービスに係る人件費」「共益費」などを表している場合があります。支払う費用が、どのサービスに対する対価なのか、契約の前に確認するようにしてください。
サービス提供体制の主なチェックポイントですが?
![](https://i0.wp.com/nice-senior.net/wp-content/uploads/2021/05/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E7%B5%B5%E9%A1%94%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC12.jpg?resize=48%2C91&ssl=1)
高齢者の向け住まいのを選ぶに当たっては?
住まいにおけるサービスの提供体制が重要になります。サービスを利用する上で大切なポイントがあります。実際の生活を送る上では、「職員との関係」も重要に要素になります。
それぞれ住まいにおいては、「見学」や「体験入居」などを実施している施設もありますので、これらの機会を活用して、どのようなサービスが受けられるのか、直に確かめることが大切と思います。
Ⅰ:職員の配置状況はどうなっているのかを確認!
入居した場合に受けたいと思っているサービスの内容と合わせて、ご自身が納得できる職員の人数が配置されているかどうか?確認する必要があります。
なお、介護保険サービスを提供する「介護付き有料老人ホーム」では、3人の要介護者に対して、1人以上の介護・看護職員を配置することが義務づけられています。
この比率は、夜勤や休暇の職員を含めた総人数によるものであり、常時、この人数が勤務しているわけでありません。
Ⅱ:職員がどのような資格をもっているかを確認!
- 入居者の健康管理を行う「看護師」、専門手的な技術・知識を活用して入居者を介護する「介護福祉士」、身体機能の維持・回復を図るためのトレーニングをサポートする「理学療法士」など!
- 専門的な資格をを持った職員がどのように配置されているかどうか?ご自身の必要性を考慮して確認することも重要なポイントとなります。
Ⅲ:夜間の勤務体制がどうなっているか確認!
- 緊急時にきちんと対応できる体制を確保しているかどうか?知る上で、夜間の職員の勤務体制も一つの目安となります。
- 「夜勤」とは夜間も寝ずに勤務している職員がいることを、「宿直」とは住まいで寝泊まりしている職員がいることをそれぞれ意味します。
- 夜間は職員を置かずに、入居者からの緊急呼び出しに応じて職員が安否確認にやってくる体制を整える方式の住まいもあります。
Ⅳ:医療・介護ニーズにどこまで対応できるのか確認!
- 年を重ねてゆくと、医療や介護が必要になるかもしれません。
- 入居後に介護度が重くなった場合や、継続的な医療が必要になった場合などに、引き続き必要な介護・医療支援のサービスが受けられる契約になっているかどうかは、重要なチェックポイントです。
- これまでの退去者の理由等の主な内容を聞くのもよいと思います。
サービスと介護保険の関係についても確認?
サービス内容は「介護保険」で利用できる内容と保険外サービス(自費負担)の内容がある!
- 利用者は介護保険サービスの利用料の1割を負担することで、介護や家事援助などのサービスを受けることができます。
- 介護保険を利用するためには、市区町村の窓口に相談して「要介護認定」を受けることが必要です。
- 介護保険の対象外となるサービスの費用や、介護保険の限度額を超える分のサービスの費用については、その全額を利用者が負担することになります。
- ご自身が受けようとしているサービスが介護保険の対象になっているかどうか、費用負担がいくらになるのかを調べておくことも大切です。
介護保険の対象となるサービスと費用負担のイメージ!
「出典:社団)有料老人ホーム協会・財団)サービス付き高齢者向け住宅協会」
高齢者施設の選択には…見学時の第一印象は大切と思います!
第一印象は(見た目と聴覚と言葉)から?
スタッフの接遇内容を重視!
スタッフの表情(笑顔)・挨拶・身だしなみ・言葉づかい・態度及び職員間の連携状況を確認する。
施設内・施設外の環境内容を重視!
安全・安心できるように、古くても内外が綺麗に清掃されている、物が整理整頓されている等、及びバリアフリー化等も確認する。
なかなか見学だけでは、施設の介護力はわかりませんが、接遇力は少しは分かります。よく観察をしてください。時間をとって、ゆっくり見学されることをお勧めします。
次回は、高齢者施設によって入居費の支払い方式が異なります
【4-3】
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※高齢者施設によって
居住費の支払い方式が異なります!【4-3】
高齢者施設のサービス内容の確認は大切です!
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