【介護体験】在宅復帰は「福祉用具活用」が重要です!⑧

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母の在宅復帰への準備内容

病院からの在宅復帰に際しては、いくつかの重要な注意点があります。

退院後の生活に必要なサポート体制を整えることが大切です。これには、必要に応じて訪問看護やデイサービスの利用、または福祉用具の準備が含まれます。

次に、日常生活の自立度や全身状態を評価し、適切な環境調整が行われているかを確認することが重要です。最後に、服薬管理の方法を確立し、退院日と退院手段を事前に計画しておくことが推奨されます。これらの準備を整えることで、安全かつスムーズな在宅復帰が可能になります。

在宅復帰の準備はとても重要で、特に虚弱高齢者にとっては、安全で快適な生活を送るために必要なステップです。以下に、在宅復帰の際に役立つ福祉用具のいくつかを紹介します。

 在宅復帰に役立つ福祉用具

  1. 手すり:
    階段やトイレ、浴室など、転倒のリスクが高い場所に設置することで、移動の安全性を高めます。
  2.  歩行器:
    歩行が不安定な方にとって、歩行器は移動をサポートし、転倒を防ぐのに役立ちます。
  3.  ベッド柵:
    ベッドからの転落を防ぐために、ベッドの両側に設置します。特に夜間の安全性を確保します。
  4.  ポータブルトイレ:
    トイレまでの移動が難しい場合、ベッドサイドに設置することで、トイレの利用を容易にします。
  5.  シャワーチェア:
    浴室での転倒を防ぐために、座ってシャワーを浴びることができる椅子です。
  6.  リフト:
    ベッドから車椅子への移動や、浴槽への出入りをサポートするための機器です。

 事前準備のポイント

  • 環境の整備: 家の中の段差をなくし、滑りやすい場所には滑り止めを設置します。
  • 福祉用具の選定: 専門家と相談し、個々のニーズに合った福祉用具を選びます。
  • 家族の協力: 家族全員が介護に関する知識を持ち、協力してサポートすることが大切です。

在宅復帰は大きな変化ですが、適切な準備とサポートがあれば、安心して自宅での生活を再開することができます。

福祉用具(介護用品)は役立つ?

福祉用具専門相談員さんへの相談が大切と思います!

◆私が、活用した購入用品(母の介護時に使用)内容!

◆今回在宅復帰に向けて最適な福祉用具を選定!

  1. 1)福祉用具専門相談員さんに、福祉用具の購入品とレンタル品、及びそれらを使用するのに最適な住宅改修(リフォーム)を相談しました。
  2. 購入品は、トイレでは、膝が悪いので立上り等の補助として洋式便器の上において、高さを補う、腰掛け便座を購入。
  3. 浴室では、座位の保持、浴槽への出入り等の補助用具の入浴椅子、浴槽内椅子、入浴台、浴室内すのこを選定し購入しました。(もちろん、介護保険を活用いて、購入金額の9割は申請して還付してもらいました。)

【用語説明】

1)福祉用具専門相談員:福祉用具を利用する人に対してその状態に合わせて、適切な用具を選定したり、使い方を説明したり、アドバイスや相談したりする専門職です。

 ※相談員さんによつて、知識・経験等に差がありますので、事前にネット等で情報収集をすることをお勧めします。

私が活用した貸与品(レンタル品)!

◆レンタルした用具について説明!

  1. 長時間の外出時に使用する自走用車椅子、足に負担が掛からないように特殊寝台(介護ベット)、玄関廻りの転倒防止のスロープ、歩行補助として歩行器、歩行補助杖を採用、レンタルをしました。
  2. レンタルは身体状況が改善されると、今後は必要にない用具は返していく予定です。1割ですが(所得の高い方は2割)、使用しないでも費用が掛かるので注意してください。使用しなくなっても、レンタルされている方はいませんか?

用具選定の注意点!
選定する場合は、福祉用具専門相談員さんとの情報共有化が大切と思う!

◆特に次の点に注意しました!

  1. 本人、介護する家族。介護スタッフさんにとって、安全で使いやすいか?
  2. レンタル品等を含めて、長期間の使用による消耗頻度、危険性等も表示があるか?
  3. 誤使用での予防対策が十分なのか?
  4. どのような使用環境、使用状況を想定しているのか?
  5. 介護者のどのような症状、状態に考慮しているのか?上記内容にはについて、1点1点どんな身体状況で使うのか、また、どのように使いうのか、詳しく説明を受けることが大切と思います。費用が継続して掛かるので、慎重にするべきと思います。

在宅復帰後のリハビリテーションは…

日常生活に必要な体の機能を維持・向上させるために非常に重要です。自宅でのリハビリは、個々の生活環境や身体の状態に合わせてカスタマイズされ、日常生活動作(ADL)の改善を目指します。例えば、歩行訓練や筋力トレーニング、家事活動の練習などが含まれます。また、訪問リハビリテーションサービスを利用することで、専門家のサポートを受けながら、より効果的なリハビリを行うことができます。

一般的な福祉用具(介護用品)種類と選定等を紹介!
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※「福祉用具」は症状別選定が重要です「Ⅱ」

在宅復帰には、適切ば福祉用具の活用が大切ですね!


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ABOUTこの記事をかいた人

パナソニックにて24年以上の介護事業経験を有し、個人の介護体験を活かして、シニア世代及び高齢者が自分らしい生活を送れるよう情報を提供します。介護保険や介護施設、在宅介護の準備に関する情報提供を通じて、超高齢社会の課題に取り組むことを目指しています。