【高齢者】認知症の引きがね・対応策は?【2/2】

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認知症の引きがねと対応策がある?

 今回は、「認知症」ついてご説明させていただきます。

寿命がのびてきて、
自身も認知症になる可能性も高くなってきています。認知症には、「引きがね」になる症状がありますので、学んでいきたいと思います。また、地域では、「認知症カフェ」等も開設されている所もあります。

国も多くの認知症対策
を実施中ですが、高年齢者の増加が体制整備に間に合っていないのが現状と思います。まずは自身で、十分に情報収集をして早めの対策を講じることが大切ですね…

認知症が悪化する「引きがね」がある!

認知症は徐々進んでいく。

◆病気の進行内容は不明なのですが?
 何らかの病気が多いですが、病気以外にも様々な要因があります。詳しくは分かっていません。

◆体の状態・体調の変化に注意が必要!
 持病や視覚聴覚機能低下、栄養不良、便秘や下痢、不眠、脱水症状発熱等の体調の乱れや悪化があると、脳の機能低下に直結して中核症状や動・心理症状を引き起こします。また服薬している場合は、量の多さ長期的な服用が引きがねになることも少なくないようです。

◆暮らしの環境状態での影響!
 暮らしやすい環境による刺激不足、刺激の過剰等もしばしば症状を引き起こしてたり、症状を強めたりする要因になっている場合もあります。生活環境は確認して改善を続けることが大切になります。

◆心の状態も大きく影響!
 不安や寂しさ、孤独、屈辱、自信を失う、失望(望む暮らしができない、楽しみや張り合いがない等)、といった心の状態である場合、しばしば脳の機能を低下させ、症状の悪化の引き金になっています。

◆認知症の進行は止まるのか?
 認知症は誰でもなる可能性がありますが、進行は止まりません、進行を遅らせることしかできませんし、症状が悪化しないように悪化する原因を自身と家族で注意し、症状があれば、早めに専門の病院へ行き、適切な対応を指導してもらう以外に現在はありません。

認知症は、「症状とともに暮らす」しかないのです。ポジティブに…

そなえて、認知症を地域で学ぶ、認知症カフェがあります!

厚労省の資料によると?

◆行政の指導で促進中!
 認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いに理解し合う場である認知症カフェを活用した取り組みを推進し、地域の実情に応じた方法により普及が促進されています。

【認知症カフェとは…】

 

(出典:厚労省)

 

  1. 厚労省の認知症対応の施策を考える!
  2. 具体的施策には5つの柱があります!
  3. 増える認知症の対応準備が必要です!

◆認知症の人や家族の視点を重視する指導がある。

  1. 普及啓発・本人発信支援をする。
    ・企業、職域での認知症サポーター養成の推進
    ・「認知症とともに生きる希望宣言」の展開 等
  2. 予防をする。
    ・高齢者等が身近で通える場「通いの場」の拡充
    ・エビデンスの収穫・普及
  3. 医療、ケア、介護サービス、介護者への支援をする。
    ・早期発見・早期対応の体制の質の向上、連携強化
    ・家族教室や家族同士のピア活動等の推進 等
  4. 認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人への支援・社会参加活動支援をする。
    認知症になっても利用しやすい生活環境づくり
    企業認証・表彰の仕組みの検討
    社会参加活動等の推進
  5. 研究開発・産業促進・国際展開をする。
    ・薬剤治療に即応できる観察対象となる集団の構築  等

(出典:厚労省)

認知症ケアパスを推進!

※認知症ケアパスとは、「認知症の人の生活機能障害お進行に合わせ、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受けることができるのか」を認知症の人とその家族に提供することを目的としています。診断直後の認知症の人や家族の介護離職を防ぐための情報提供に活用できる有益なツールと思います。

「認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れ」のまとめた図がある!

◆認知症の人やその家族が「いつ」「どこで」「どのような」】医療や介護サービスが受けられるのか?
 認知症の様態に応じたサービス提供の流れを地域ごとにまとめた「認知症ケアパス」を各市町村で作成。この連携こそ、今後の超高齢化社会での地域での「認知症対策」です。ぜひ、早めに体制構築をして欲しい。

認知症のケアパスのイメージ

(出典:厚労省)

問い合わせ先

ありがとうございます


 

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パナソニックでの介護事業「創業時より22年以上の経験」と自身の「介護体験」をいかして、第二人生は、広くシニア世代や高齢者の方に、できる限り自分らしく暮らしていただく為に、「介護保険・介護体験」、「介護施設・在宅介護時の準備」方法等の情報交流をすることで、超高齢化社会の課題解決に貢献したいと思っています。ありがとうございます。感謝