賃貸型の老人ホームを紹介します!【2/2】

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高齢者賃貸住宅では?

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、高齢者が安心して暮らせるように設計された賃貸住宅です。バリアフリー環境が整っており、安否確認や生活相談などのサービスが提供されます。サ高住には「一般型」と「介護型」の2種類があり、入居者の介護度や生活の自由度に応じて選ぶことができます。

◆一般型は、
自立した生活が可能な高齢者向けで、必要に応じて外部の介護サービスを利用します。

◆介護型は、
施設内で介護サービスを受けられるため、要介護度が高い方にも対応しています。

◆サ高住の費用は、
月額基本費用と介護サービス費用に分かれています。介護型の場合、介護サービス費用は一律で、利用するサービスの量に関わらず一定です。

私の経験から言えることは、サ高住を選ぶ際には、施設の設備やサービス内容をよく確認し、自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。また、事前に複数の施設を見学し、スタッフの対応や入居者の様子をチェックすることもおすすめします。

情報収集をしっかり行い、自分に最適な住まいを見つけてくださいね。

サービス付き高齢者向け住宅内容ですが?

サービス付き高齢者向け住宅の特徴は?

◆主に民間企業が運営するバリアフリーの高齢者向け賃貸住宅は?
「サ高住」「サ付き」とも呼ばれています。
要介護高齢者が多い老人ホームとは異なり、サ高住は「自立~軽度の要介護」と認定された、
一般的には比較的元気な高齢者が主な入居対象になっています。

 高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることを実現する「地域包括ケアシステム」拡充の施策として、
2011年に創設されたものです。

普及させるに伴い、課題や問題点を解決するため、
サービス付き高齢者向け住宅協会や、サービス付き高齢者向け住宅情報提供システムを提供する高齢者住宅推進機構などが存在しています。

優遇策として、国からの支援制度もあり供給が促進され、
勢いを増してサービス付き高齢者向け住宅が新設が増加していっていますが、
近年はやや開設数が鈍化しています。いろいろな理由がありますが?

日中は医療・介護の有資格者が常駐しているところと、
単純に安否確認と生活相談サービスを提供することのみ対応しているところがあるのが特徴です。

  余談ですが?
サービス付き高齢者向け住宅の個人的な話」

※私も、2011年から多くのサービス付き高齢者向け住宅の開設に携わり、
市場の拡大が見込まれる、首都圏・関東・中部・近畿エリアにて5年間で61棟を開発しました。

サブリース契約が多かったので、開設前には貸主と借主との調整、開設後には施設での多くの運営課題対応の毎日でした?
この時点では、新しいタイプの施設なので、開設も運営も当初は課題が多かったですね。

◆特徴と1つですが、老人ホームと比べ、外出や入浴時間などの制約が少ない施設です!
自宅に近い環境で生活を送ることができます。
日中は生活相談員が常駐し、入居者の安否確認や日常生活の相談を行います。
介護が必要な場合は、「訪問介護」などの外部サービスと個別に契約が必要です。

◆建物内に介護サービス事業を併設しているタイプが多いのも特徴になります!
デイサービスやクリニックなどが併設されたサ高住もあり、
一部では老人ホームと同等の介護サービスを提供するところもあります。

◆入居申し込みをする場合の内容ですが?
実際に入居するまでの待機時間は現在は比較的短いのが特徴になります。
60歳以上の高齢者、あるいは要介護認定を受けた60歳未満の方を対象にしており、多くは賃貸借契約となっています。

◆高齢者の居住の安全・安心を確保することを目的になっています!
一般的な賃貸住宅のように高齢者であることを理由に入居を断られることはなく、
契約の更新費用もありません。

建物はバリアフリー対応で、
個室は原則として25㎡以上、廊下幅78cmなどの規定があり、
運営会社は建設の際に、都道府県に申請し登録しています。(設備基準の運営次第では18㎡以上もあります)

◆サービス付き高齢者向け住宅のタイプはですが?
「一般型」と「介護型」の二種類があり、
一般的なサービス付き高齢者向け住宅(以下、一般型)は、
独居や夫婦2人暮らしで毎日の生活に不安を覚える自立~軽介護度の方に適しており、
介護が必要になった場合は訪問介護など外部の在宅介護サービスを利用します。

 サービス付き高齢者向け住宅で厚生労働省の定める「特定施設の指定」を受けているところ(以下、介護型)もあります。
ここでは介護が必要になった場合は建物内に常駐するスタッフから介護サービスや生活支援サポートを受けることができます。

その他にも高齢者賃貸住宅の種類がある!

その他の高齢者賃貸住宅の内容ですが?

◆高齢者専用賃貸住宅があります。
主に60歳以上の高齢者が居住するためにつくられた賃貸住宅のことで、「高専賃」と呼ばれています。
また、高齢者向け優良賃貸住宅は「高優賃」と呼ばれ、バリアフリー構造や、家賃補助制度があるといった点が特徴です。

◆比較的元気な高齢者を対象として施設です。
介護サービスは外部の訪問介護などと別途契約が必要です。
現在は、制度が改正され高専賃・高優賃ともに「サービス付き高齢者向け住宅」に一本化されています。

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ABOUTこの記事をかいた人

パナソニックにて24年以上の介護事業経験を有し、個人の介護体験を活かして、シニア世代及び高齢者が自分らしい生活を送れるよう情報を提供します。介護保険や介護施設、在宅介護の準備に関する情報提供を通じて、超高齢社会の課題に取り組むことを目指しています。