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【在宅介護】利用者が多い訪問介護サービスの活用方法は?

  • nicesenior001
  • 2024年11月20日
  • 読了時間: 4分

更新日:4 日前

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在宅の訪問介護サービス

在宅での「介護保険」を利用した「訪問介護サービス」についてご説明いたします。 訪問介護サービスとは、介護福祉士やホームヘルパーが利用者の自宅を訪問し、日常生活の支援や身体介護を行うサービスです。

◆具体的なサービス内容は以下の通りです

●身体介護

・食事介助:食事の際の支援 ・入浴介助:全身または部分浴の支援

排せつ介助:トイレの介助やおむつ交換

・更衣介助:衣類の着脱の支援

・移動介助:ベッドから車いすへの移乗や歩行の支援


●生活援助

・掃除:居間や寝室の掃除、ゴミ出し

・洗濯:衣類の洗濯、干す、たたむ

・食事準備:食材の買い物代行、調理、配膳、片付け 訪問介護サービスを利用するためには、まず市区町村の担当窓口で要介護認定を受ける必要があります。


 認定を受けた後、ケアマネジャーと相談しながらケアプランを作成し、適切なサービスを選びます。 このように、訪問介護サービスは自宅での生活を支援し、利用者ができるだけ自立した生活を送るための重要なサポートとなります。


◆訪問介護の概要

□訪問介護の定義

 『訪問介護』とは、1)訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者(要介護者等)の居宅を訪問し、入浴・排泄・食事等の介護、調理、洗濯、掃除等の家事等を提供するものを言います。

□用語説明

1)訪問介護員:介護福祉士、実務者研修修了者、介護職員初任者研修修了者、生活援助従事者研修修了者等を言います。


●訪問介護のサービス類型(行為は3類型に区分されてます)

  1. 身体介護:利用者の身体に直接接触して行われるサービス等 (例:入浴介助・排泄介助・食事介助等)

  2. 生活援助:身体介護以外で、利用者が日常生活を営むことを支援するサービス (例:調理・洗濯・掃除等)

  3. 通院等の乗降介助:通院等のために乗車又は降車の介助(乗車前・降車後の移動介助等の一連のサービス行為を含みます)


□【身体介護と生活援助の比較】

(出典:厚労省)

□訪問介護の主サービス内容

□Ⅰ:介護内容は…

●体の状態や利用者のご希望に合わせて選定 介護サービスを提供し、生活の質や自由度を高めつつ、快適な生活を支援することです。


□Ⅱ:生活援助内容は…

●日常生活の不自由さの解消が目的 自立した生活をサポートし、ご自宅で安心して生活できるように支援をすることです。

利用者の介護度別比較から考えてみると?


●介護度によって、利用するサービス提供内容が変わる (介護度が高いほど身体介護のウエイトがアップする)

(出典:厚労省)


□訪問介護でも受けられないサービスがある

●訪問介護員がやらなくても生活に支障ないものは、サービスを受けられません

  1. 家具等の移動

  2. 床のワックスがけ

  3. 修理業務

  4. 草刈り

  5. ペット等の対応


●利用者以外に対する行為もサービスを受けられません

  1. 家族分の食事

  2. 家族の部屋の掃除・洗濯・家事等

  3. 子供の対応等


●その他医療行為にあたるものも受けられません

  1.  医療行為的なこと。

介護サービスにかかる費用(自己負担)分!

自己負担はサービスの種類別料金×利用時間+その他(加算)です


●料金内容を説明します

 1)地域区分によって単位数に違いがありますので、地域で違います。

利用者負担費用 (要介護1~5の方)

(出典:厚労省)


●用語説明

1)地域区分:地域間の人件費等(サービス提供に要する平均的な費用)を勘案して、介護保険費用の配分方法を調整するために設けられた区分です。1級からその他で全部で8級まであり、1級区分地域が1番高くなります。


●自宅訪問なので注意するポイント!

「業者品質の選定も重要です」 利用者とその家族も含めて、対応策を考える必要訪問介護員とのコミュニケーションが大切 ケアマネジャーと相談して、複数の事業者さんとの比較が大切です。各事業者さんで、微妙に人材品質が違います。各事業者の特徴把握なり、担当の訪問介護員さんとの対話式での相性確認してください。

 

※事業者比較では、サービス内容・サービス提供内容と費用が明確に説明してくれるか等も重要な判断材料になります。また、訪問介護員の態度・言葉遣い等も重要な判断材料です。後々で後悔しない為にも?最初の段階で、ケアマネージャーとの十分な相談は重要です。


 


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