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【介護体験】在宅復帰は「福祉用具活用」が重要です!⑧

  • nicesenior001
  • 2024年11月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:4月3日

母の在宅復帰への準備内容

◆病院からの在宅復帰に際しては、いくつかの重要な注意点があります。

□退院後の生活に必要なサポート体制を整えることが大切です。

 これには、必要に応じて訪問看護やデイサービスの利用、または福祉用具の準備が含まれます。 次に、日常生活の自立度や全身状態を評価し、適切な環境調整が行われているかを確認することが重要です。最後に、服薬管理の方法を確立し、退院日と退院手段を事前に計画しておくことが推奨されます。これらの準備を整えることで、安全かつスムーズな在宅復帰が可能になります。


※在宅復帰の準備はとても重要で、特に虚弱高齢者にとっては、安全で快適な生活を送るために必要なステップです。以下に、在宅復帰の際に役立つ福祉用具のいくつかを紹介します。


◆在宅復帰に役立つ福祉用具

□福祉用具(介護用品)

  1. 手すり: 階段やトイレ、浴室など、転倒のリスクが高い場所に設置することで、移動の安全性を高めます。

  2.  歩行器: 歩行が不安定な方にとって、歩行器は移動をサポートし、転倒を防ぐのに役立ちます。

  3.  ベッド柵: ベッドからの転落を防ぐために、ベッドの両側に設置します。特に夜間の安全性を確保します。

  4. ポータブルトイレ: トイレまでの移動が難しい場合、ベッドサイドに設置することで、トイレの利用を容易にします。

  5.  シャワーチェア: 浴室での転倒を防ぐために、座ってシャワーを浴びることができる椅子です。

  6. リフト: ベッドから車椅子への移動や、浴槽への出入りをサポートするための機器です。

 

□事前準備のポイント

  • 環境の整備:  家の中の段差をなくし、滑りやすい場所には滑り止めを設置します。

  • 福祉用具の選定:  専門家と相談し、個々のニーズに合った福祉用具を選びます。

  • 家族の協力:

  •  家族全員が介護に関する知識を持ち、協力してサポートすることが大切です。

※在宅復帰は大きな変化ですが、適切な準備とサポートがあれば、安心して自宅での生活を再開することができます。


◆福祉用具(介護用品)は役立つ?

□福祉用具専門相談員さんへの相談が大切と思います! 私が、活用した購入用品(母の介護時に使用)内容】

□今回在宅復帰に向けて最適な福祉用具を選定!

  1. 1)福祉用具専門相談員さんに、福祉用具の購入品とレンタル品、及びそれらを使用するのに最適な住宅改修(リフォーム)を相談しました。

  2. 購入品は、トイレでは、膝が悪いので立上り等の補助として洋式便器の上において、高さを補う、腰掛け便座を購入。

  3. 浴室では、座位の保持、浴槽への出入り等の補助用具の入浴椅子、浴槽内椅子、入浴台、浴室内すのこを選定し購入しました。(もちろん、介護保険を活用いて、購入金額の9割は申請して還付してもらいました。)


□用語説明

1)福祉用具専門相談員:福祉用具を利用する人に対してその状態に合わせて、適切な用具を選定したり、使い方を説明したり、アドバイスや相談したりする専門職です。

 ※相談員さんによつて、知識・経験等に差がありますので、事前にネット等で情報収集をすることをお勧めします。


□私が活用した貸与品(レンタル品)! 【レンタルした用具について説明】

  1. 長時間の外出時に使用する自走用車椅子、足に負担が掛からないように特殊寝台(介護ベット)、玄関廻りの転倒防止のスロープ、歩行補助として歩行器、歩行補助杖を採用、レンタルをしました。

  2. レンタルは身体状況が改善されると、今後は必要にない用具は返していく予定です。1割ですが(所得の高い方は2割)、使用しないでも費用が掛かるので注意してください。使用しなくなっても、レンタルされている方はいませんか?


□用具選定の注意点! 選定する場合は、福祉用具専門相談員さんとの情報共有化が大切と思う! 【特に次の点に注意しました】

  1. 本人、介護する家族。介護スタッフさんにとって、安全で使いやすいか?

  2. レンタル品等を含めて、長期間の使用による消耗頻度、危険性等も表示があるか?

  3. 誤使用での予防対策が十分なのか?

  4. どのような使用環境、使用状況を想定しているのか?

  5. 介護者のどのような症状、状態に考慮しているのか?上記内容にはについて、1点1点どんな身体状況で使うのか、また、どのように使いうのか、詳しく説明を受けることが大切と思います。費用が継続して掛かるので、慎重にするべきと思います。


□在宅復帰後のリハビリテーションとは…

日常生活に必要な体の機能を維持・向上させるために非常に重要です。自宅でのリハビリは、個々の生活環境や身体の状態に合わせてカスタマイズされ、日常生活動作(ADL)の改善を目指します。 例えば、歩行訓練や筋力トレーニング、家事活動の練習などが含まれます。また、訪問リハビリテーションサービスを利用することで、専門家のサポートを受けながら、より効果的なリハビリを行うことができます。


◆一般的な福祉用具(介護用品)種類と選定等を紹介!


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